コロナウイルスに負けず、少し前進

バスケットボールの性質上、接触を伴うことから、試合の実施に至る道のりは結構長い感じです。それでも、自己のトレーニングはできるはずだし、部活動も徐々に熱を帯びてきているでしょう。シニアの練習も酒田二中で始まったと聞きました。

ところで、過日の投稿でも県バ協の大神会長のいくつかのレポートを紹介しましたが、実は一番最初に届けられたレポートがあるのです。それは、「バスケットボール愛」というレポート(別添)です。23ページに及ぶので、バスケットボール愛レポートというよりは論文といったほうがいいのでしょうか。拝読して、なかなかすんなり理解できず、ただ送られてきましたと紹介するのはいかがかと思い、今日になりました。十分理解できないなりに感想を言えば、バスケットボールの指導はベースは人間育成だということを強く感じました。だから、バスケ愛なのでしょう。皆さんも一読し、自分のバスケットボール観を一歩でも二歩でも前進させていただきたいと思います。

バスケは人間を鍛えるにはすごくいいスポーツだと思います。仲間と一緒にできるという点でも素晴らしいものがあります。この辛い時期をしっかり乗り切って、新しいステージでいいパフォーマンスを発揮しましょう。

バスケのない生活からの脱出

ジュニア期のバスケットボール アメリカ留学のこと WNBAの挑戦昨年末から長い期間バスケの試合がありません。多くの土日はいろいろな大会でバスケを見るのが楽しみでした。それが今のところない状態です。自分のバスケもしばらく中断しています。それでも、好きなバスケを再開する日に備えて、体力作りはしています。ロードワークや水泳などです。でも、子供たちはそういう活動も制限されているのでしょうか。残念です。

そんな折、県バ協の大神会長から、いろいろなレポートをいただきました。「ジュニア期のバスケットボール」とか、「WNBAの挑戦」とかです。読むとためになるし、興味を掻き立てられる内容でした。バスケのない時間を活用した素晴らしい行為だと思い、地区事務局長の石山さんから、情報を広めてもらっています。

コロナウイルスから多くの自由を奪われています。でも、この生活から脱出する日を確信しつつ、自分のできることを積み上げていましょう。笛が鳴った時に跳べる肉体と、バスケに寄せる情熱を磨きながら。

2020.6.10 酒田バスケットボール協会 会長 遠田健一